クジャクの求愛行動

小さな地球で働く何でも屋さんの話。

~It's a small world project~

毎日が動物園。

書くことを仕事として生きて行けたらどんなにいいだろう。

 

 

そんな思いが脳裏をかすめる。

 

 

私の中のTo do listには

 

 

海外で働きながらその経験や出来事を執筆していく。

 

 

そんな項目があった。

 

 

「海外で」ということに強い気持ちを抱いていたが、実際どうだろう。

 

 

 

ふたをあけてみれば、毎日外国人とふれあわない日はない。

 

 

それもそのはず、日本語学校で学校スタッフとして勤務していて学生と交流しまくっている。

 

家に帰れば陽気なスペイン人が結構な頻度で、

そして結構なテンションで踊りながらズンズン押し寄せてくる。

 

 

「海外で」ということにこだわっていたわりに、日本での自分の選んだ生き方によって暮らしたかった暮らしへ変化できるのだ。

 

 

実際、アメリカで生活していたときより確実に外国人との交流は盛んである。

 

 

育ってきた環境が違う人が集結しているからだろうが、

おもしろ困惑に陥る事が日常茶飯事。

 

 

スペイン人とラーメン屋に行けば、

 

 

店主「麺の硬さは?」

 

 

 

 

スペイン人「アルデンテで。」

 

 

大阪だからだろうな。

店主も動じることなく、

 

「アルデンテ一丁〜!!!」のノリ。

 

 

旦那(スペイン人)と会話していても

 

「ねぇねぇ、シュレック知ってる?

ディズニーの!この音楽めっちゃいいから聴いてみて!」

 

 

〜♫

 

私「うわ、これめっちゃええ感じやん!でも、こんな音楽シュレックで流れてたっけ?」

 

 

旦那「え?シュレック?

 

この音楽、

 

シュレックと何も関係ないよ☆」(テヘペロ)

 

 

 

えー。。

 

 

あきらかに関連ありそうな感じで話ふってきたのに、全然無関係やったんや。

 

 

不思議ちゃんか。

 

 

 

韓国人の男子と恋愛の話をしていて、全然彼氏ができない日本人の女の子がその子に相談したら、

 

「あのね、世界には、伝説上の生き物が3つあります。

 

1、      ペガサス

2、      ドラゴン

 

 

そして3番目が、

 

 

恋人。

 

 

だから、がんばって!」

 

 

 

え、もうあきらめろってことやん。諭し方おしゃれか。

 

 

 

かわいいベトナム人が私にユニバの乗り物のオススメをきいてきた際。

 

「唯さん、ユニバーサルで

 

 

一番激しく感じるところを教えて?」

 

 

 

めっちゃいやらしく聞こえたのって私だけでしょうか。

 

 

みんなが共感してくれないなら、もうY染色体入れて男になります。

 

 

 

昨日は陽気なインドネシア人と会った。

彼女も日本語がとても流暢でなんなら親父ギャグとかもバンバン彫り投げてくる。

 

 

そんな彼女が近日中に学生寮を出てアパート暮らしを強いられるんだとか。

大学院博士3年目で超かしこい彼女は、山登りにどっぷりハマっている。

 

 

「アパートに家具もなんもないんよね〜。

 

 

でも、山グッズあるし、何も買わなくても生活できるよね。

 

寝袋もバーナーもあるし。

 

 

 

つっよ!!!

 

 

アパート住んでいるのに家具なしキャンプ道具で生活するインドネシア人。

 

 

もうそんな人大好き。

 

 

 

イスラム教の友達と一緒にでかけるときはちょっとお祈りできそうな空間を用意してあげるのが礼儀。

 

 

近代化ってのはすごいもんで「お祈りアプリ」なるものがあって、何時にどの方角がアッラー向きかすぐ分かる。

 

 

こないだはお好み焼き屋のちょっとしたくぼみでお祈りを強いてしまったけど、

彼は「ちょっくらいってくっぜ!」のノリ。

 

お祈りの様子を、日本人カップルがすごい形相で見てた。

 

 

私にとっちゃ、デート中にお互い携帯いじり倒してる人のほうがすごい形相で見てしまうけどな。

 

 

すばらしく愛くるしい留学生や外国人に刺激もらいながら右脳が毎日ブレイクダンス。

 

 

明日も鬼畜なことがおきますように!

 

 

 

ポッポルンガプピリットパロ!

【100万円と1cmの余裕。】

「彼女は、生き急いでるね。」

 

 

小学校時代からの親友のお母さんが私の事をそう描写した。

 

 

 

小学生のときから、常にハングリーで、何かしていないと気が済まない。

 

 

同級生が1のことをやっているあいだ、私は5のことを済ませている。

 

特別何かに長けているとかではなく、ただ、人生を無駄にしたくないがために短時間で色々している。

 

 

友達は私が「異次元空間の生き物」と本気で信じていたようだ。

 

 

なぜそうなってしまったかは分からないが、いつも肩に力が入っていた。

 

 

今でこそ、「休む」というアイテムを手に入れたが、人生走り続けてきた。

 

 

 

 

よくも、わるくも、私はずっと走ってた。

 

 

 

 

17歳になった瞬間、父が他界した。

 

 

そこから、「家庭環境のせい」にするのは絶対にしたくないと心に決めた。

 

昔から欲張りで、

 

・ダンスしたい

 

・英語を勉強したい

 

・バイトをして自分でお金を稼ぎたい

 

・国際交流、ボランティアもしたい

 

・学校の成績は誰にも負けたくない

 

・英語教師の免許を取りたい

 

・留学したい

 

 

家庭環境が複雑になった16歳〜21歳頃まで、

 

全力で走った。

 

今思えば、早く大人になりたかったのかも。

 

ピーターパンに憧れつつも、大人に近づきたかった。

 

高校は、食堂のご飯がおいしいけど宿題が鬼のように出る学校だった。

 

部活には入らず、ダンスを公園や駅前で踊り、

 

バイトは居酒屋で社員並みに働いて海外旅行資金をためた。

 

貯金は海外旅行で自分の視野を広げるため、

 

普段はポケットに7円ほどしか入っていなかった。

 

毎日寝る時間は平均4時間。

 

 

大学に入るとそれが3時間ほどになっていた。

 

 

 

大学には正直、親のお金で学ばせてもらってるのに不真面目で勉強しない人がたくさんいた。

 

幸い、私は英語の特進クラスに入れたのでたった14人の少人数制の環境で英語浸けの日々を送る事ができた。

 

友達は少なかったが、本当に一緒にがんばれる仲間がそれだけいれば充分だった。

 

 

片親だからとか、お金がないとかで、芸術や自分のしたいことを我慢するのは以ての外。

 

授業も学ぶ事が多くて、さぼるなんて論外だった。

 

9:00~18:00 勉強

1.5時間かけて帰宅

19:30~23:30 居酒屋でバイト

24:00~朝4:00 TSUTAYAでバイト

7:00起床

 

こんな走りすぎな日々を続けていた。

 

 

「○○がやりたいけど、お金ない、時間がない〜」

 

と、ボヤく人の話をきいても

 

「なんも挑戦してないからやろ。」

 

と思いつつも、

 

人にはそれぞれキャパシティーがあるから、自分の考えは押し付けちゃダメ!

と、心にとどめる事もしばしば。

 

 

 

私にはその忙しい日々があっていたんだと思う。

 

その日々をこなしている自分に自信がわいてきた。

 

 

でも、同時にいつも緊張状態のため、少しずつ体力的・精神的にまいっていた。

 

 

片親で一生懸命育ててくれる母。

頼ればドンと受け止めてくれることは分かっていても、

自分の力で成し遂げたい。

 

そうやって、見えない鎧をかぶり続けて強いふりをしていた。

 

 

ある日、気づいたら涙が止まらなくなっていた。

 

 

いよいよ、限界がきたんだろう。

 

何か分からないものと戦い続け、

 

がむしゃらに走っていた。

 

アニメでいうとエヴァの世界に一歩踏み入れていた状態だろう。

 

 

それを見かねた母が、

 

 

トントン。

 

 

部屋の戸を叩いた。

 

 

 

 

「あなたががんばってるの、分かってる。

 

 

私に頼らないでがんばろうとしてるのも知ってる。

 

 

でも、身体が限界にきてるんでしょ。

 

 

ダンス

英語

留学

バイト

 

 

どれか1つやめなさい。

 

 

もう、見てられない。」

 

 

私にはどれも絶対にやめることはできなかった。

 

 

人生がかかってる。ここでやめたら試合終了。

 

 

でも、同時にこんなに母を悲しませている自分のふがいなさが許せなかった。

 

 

すると、

 

 

見た事も無いものを母が私に差し出した。

 

 

 

 

 

 

 

100万円束。

 

 

 

 

ナニワ金融道の世界しか見た事ない代物。

 

 

まさかのCG?

 

 

厚みが1cmにものぼる諭吉のミルフィーユ。

 

 

母は、極道の妻ばりにこういった。

 

 

「あんたが1つも欠かしたくないのは分かってる。

 

 

だからせめて、この100万もって、バイトを減らして留学の夢を叶えなさい。」

 

 

 

正直、普段温厚な母がここまで腹くくって話をしてくれたことだけで

 

 

ずいぶん私の心は楽になった。

 

 

 

母自身も、まさか100万円をやすやすと私に手渡すような人ではないのは重々承知。

 

 

でも、この「お説教」と書いて「愛」と読む彼女の極妻ぶりは

 

 

かなりパンチが効いていて効果があった。

 

 

私は、それからそのライフスタイルをやめることは無かったが、

 

 

「病は気から」

 

 

ちゃんと頼ってもいいんだな、という心の余裕が私を大きく成長させた。

 

 

私も、今後母になったとき、娘or息子ががむしゃらなときは

 

 

100万円をちらつかせよう。←

 

 

その後、私はベトナムへボランティア日本語教師として大学から1ヶ月派遣された。

 

 

そこで、

 

「スローライフ」を習得して帰ってきた。

 

 

私に足りなかったのは、

 

 

時間と余裕だった。

 

 

 

時間を生徒や、人との交流に充分につかうことが自分の何よりもの成長材料になった。

 

 

 

バイトせず、生徒にダンスや日本語や落語を教えて、

 

バイクに揺られて湖を見に行く。

 

 

 

私は、大きく、それはそれは大きくなって帰ってきた。

 

 

 

お母さん、ありがとう。

 

 

あの時の極道な一件が無かったら、私はつぶれていただろう。

 

 

 

英語で会話できたり、

 

 

生徒と心通わせたりできる今の日常生活は、

 

私一人で培ったものじゃなくて、

 

学べる環境をつくってくれた人がいたからだ。

 

 

 

 

最近は、やる前から「予測される失敗」を恐れて何も踏み出せずにいる人がいる。

 

 

その程度であきらめるならそれでいいかもしれない。

 

でも、

 

心になにか「これ!」って光るものがあるならダイブしてほしい。

 

 

ていうか、

 

 

しよ。

 

 

あなたの行動は、あなた自身だけじゃなくて、

 

 

思った以上に見てくれてる人がいる。

 

 

 

たった1cmの余裕ができるだけで、

 

 

人生何十倍にも楽しめる。

 

 

 

さ、まずは親や周りに感謝を伝えることから始めてみよう。

 

 

 

もっふんにょ!

 

Norahrhythmix HP

http://chiruda33.wix.com/norahryhthmix

【あなたが"特別"になれない理由。】

ヒトから言われる言葉って、発してる本人が思ってるよりも相手にすごいパワーを与えている。

 

よくも、わるくも。

 

今日は、課外授業で学生と伊勢に行った。

その後は、社会の勉強会へ。

 

一日に何度も、

 

「あなたが来てくれてよかった。」

 

そういわれて一日を終えることの幸福感たるや計り知れない。

 

 

誰かの「特別になる」ってどんなことだろうとふと考えるきっかけとなったので、

ここに記そうと思う。

 

【特別になれないひと】

☆「でも」という接続詞が多い

☆差別用語をケロリと使う

☆着眼点がネガティブ

 

「当たり前のことやん!」

 

そう感じる方が多いかもしれませんが、

結構やっちゃってる人多いと思う。

 

 

かくいう私も、こんな上記の痛い経験をたくさんしてきた。

だから、自分のフンドシが緩まないためにもここに書き残そう。

 

 

 

☆「でも」って、語頭にくる人がいる。

 

私も、気をつけていても口にしてしまうことがある。

 

 

よく色んな相談をされるけど、

共通して言えるのは、

 

アドバイスをしても

 

相手が「でも」から始まる態勢。

 

もちろん、受け止めている部分もあると思うし、

苦しんでるんだと思う。

 

そんな時は、いったん受け入れて、自分に落とし込んでみよう。

 

「言霊」ってほんまにあって、

 

「でも」が多い人は、結局自分の思いに執着して他者の意見を素直に受け入れる事ができない。

 

 

そんな習慣があったら「特別な人」にはなれない。

 

 

「なにくそ!」って思う事があっても、

 

いったん言葉だけでも受け入れてみよう。

「でも」って言うより、後で心が豊かになる。

 

 

 

☆差別用語

 

ものすごく嫌い。

昔、友達のお母さんが言っていたのを真似して、気づかず使っていた差別用語がある。

 

 

「バカチョンカメラ」

 

 

使い捨てカメラのことである。

 

どこかの方言だと思って、私もなにげに使っていたら、

ある人に、

 

 

「それ、差別用語だから使うのやめたほうがいいよ。」と言われた。

 

そのとき初めて、

 

「バカの朝鮮人でも使えるほど簡単なカメラ」

 

略して「バカチョンカメラ」

 

ということを知った。

 

 

衝撃的すぎて、過去の自分をとても恥ずかしく思った。

 

 

でも、この年になっても、平気で差別用語を使う人がいる。

 

・「ようごやん」

・「ダウン症みたい」

 

 

あかん。こんな言葉使わなさすぎて例が2つしか出てこないけど、

 

他にも差別用語を普通に使ってる人がいて「オエッ」ってなることがある。

 

 

差別用語を使うと、何にも生まれない。まじで。

 

あなたの品格を落とすだけ。

 

一度、とっても近しい人がそんな言葉を使ってたので、

勇気だして注意した。

 

 

「あんたがそんな言葉発してる時点で、縁切りたくなる。

 

差別用語って分かってて使ってたなら、最低。

 

もし、今初めてそれが差別用語って知ったなら、今すぐやめて。」

 

そう言うと、

 

ものすごく驚いた顔で、「そんなつもり本当になかった」と謝られた。

 

私に謝っても仕方ないから、今後使うなと固く約束した。

 

でも、彼は私にとても感謝してくれ、やめてくれた。

 

 

注意するのもものすごく勇気いったけど、

分かってくれてよかった。

 

そんな、人を卑下するような言葉を使う人、

 

特別なんか通り越して、すぐに「他人」になってしまう。

 

 

☆着眼点がネガティブ

 

これは、言葉の選び方の問題。

 

めっちゃいい性格でも、着眼点で損する人がいる。

 

同じものを見ても、

 

「ここが惜しい」と、あげあしを取る人もいれば

 

「ここが良かった!」とポジティブな点にスポットライト当てる人がいる。

 

 

改めて書いたら、すごく顕著に善し悪しが分かる。

 

聞いていて気持ちいいのも確実に後者。

 

 

人生一度きりなんやから、

 

たった一人でいいから「特別」な人間になりたい。

 

 

最低限、ここは守ったらいいんじゃないかという当たり前なことを記してみた。

 

 

今日は、おみくじで大吉をひいて有頂天。

でも、「運はいいけど調子のったら下落する」と忠告書いてあったので、

 

調子乗らずに謙虚にいきていきます!!!

 

 

てへぺろ!(化石)

赤い現実、ピンクな妄想。

栃木で、黒ぶち眼鏡を失くした。

 

 

先日、思いつきで栃木へ行った際、行きの夜行バスで使っていた毛布にくるんで置いてきたらしい。

 

 

私の視力は、0.3程度で眼鏡がなくても日常生活にさほど支障はない。

 

 

ただ、待ち合わせの相手の顔をはっきりと確認する事ができないので、

 

 

目つきの悪さも手伝って眉間にしわを寄せてズンズン向かって行くため、

毎回とても怖がられる。

 

 

といっても、待ち合わせ相手に多大なるストレスと恐怖を与えるぐらいで、

眼鏡なし生活を経て私自身、今までなんで眼鏡してたのか根本的なところを疑うまでになってきた。

 

 

というのも、めがねをしていても以前から見間違いがすごく多い。

 

 

去年の冬、旦那と嵐山を旅していたとき。

 

 

渡月橋をわたろうとしたとき、きれいな残り雪を発見した。

 

 

「雪〜!!!!雪〜!!!!!」

 

 

と、両手あげて走っていくも

 

 

 

「ムササビ、それは、土です。」

 

 

工事現場によくある白い袋に入ったおもしを雪と勘違い。

 

 

冷静にきれいな日本語で間違いを指摘してくるスペイン人な旦那。

 

 

この間も、旅行でホテルに泊まる事があり、

 

 

廊下に耳をピンとはったかわいい犬がいた。

 

 

「見てみて〜!!犬〜!」と叫び、またもや両手を上げて走っていくも

 

 

 

「ムササビ、それはゴミ袋です。」

 

 

 

これまた冷静に示唆。

 

 

ちょいちょい出てくる不可思議な言葉、

「ムササビ」は、旦那がなぜか私を出会った当初からそう呼んでいるので

気にする事は無い。

 

 

 

 でも、自分の見間違いなんてかわいいものだ。

 

皆さんは「鳥目」という症状をご存知だろうか。

 

  • (とりめ)は夜盲症のこと。夜になると視力が著しく衰え、がよく見えなくなる病気。wilipediaより

 

よく旅をする友人は、自称鳥目。

 

 

以前、彼女と映画に行ったとき、場内ではすでにコマーシャルが始まっていて足下が暗かった。

そこをズンズン進む私の腕を鷲掴み、

 

「ちょっと待ってよ!私、鳥目やねん!鳥目やねん!」

 

 

これまた静まり返った場内で大きな声だこと。

 

 

「いやいや、静かにしてほしいけど、

そもそも鳥目って何よ!」

 

 

もう、初めての語彙に興味津々。

 

 

そこで、初めて鳥目とは何たるかを知った。

 

 

 

そして、そんな鳥目な彼女とある島を訪れたとき。

 

 

予定外に地元のおっちゃんと話が盛り上がり、

街頭のない強烈な坂道を自転車で上って宿舎まで向かう事になってしまった。

 

 

しかも、外は大雨。

 

 

そんな最悪の状況に加えて、鳥目の方の自転車のライトが壊れていた事を思い出した。

 

 

坂道を私が先導し、ライトを照らして彼女の目になる。

 

 

 

ところが、私にもそのとき重大な病に冒されていた事に気づいた。

 

 

私は、

「急な坂道を上ると、

ものすごい睡魔に襲われる」らしい。

 

坂道の途中で、鳥目な彼女の目になるどころか、

 

 

私のまぶたは開こうとしない。

 

彼女が鳥目なら、

こっちは坂寝だ。

 

 

嵐で坂道の中腹。

成人女性の

 

「鳥目やねん!鳥目やねん!」の叫び声と、

 

「坂寝やねん!坂寝やねん!」の意味不明な雄叫び。

 

 

そんな奇想天外な状況でも、あきらめない限り道は開かれる。

 

 

坂を越えると、お宿が見えてきた。

 

 

 

はぁ〜、もう安心。

 

 

安堵に落ちた私たちは、

お互いの症状の重要性をシェア。

 

 

「さっき気づいたけど、私は急な坂道をのぼると劇的な睡魔に襲われるみたい。

 

だから、これからは坂道のない場所を旅しよう。

 

 

で、あんたの鳥目はどの程度のもんなん?」

 

 

 

 

 

友人「こないだ、夜自転車をこいで帰っててん。

 

 

そしたら、誰かの財布が道路に落ちてたから、

 

 

 

ちょっと心躍らせながら拾おうと手ぇのばしたら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

亀やってん。」

 

 

 

 

診断:重傷!

 

 

私の見間違いとか全然たいしたことないと確信。

 

 

やっぱり、持つべき者は友達。

 

 

 

そんな優越感にひたっていたら、

 

先日、飲み物をオーダーしたとき。

 

「そのピンクの飲みものとって。」

 

「ピンク?え?どこにある?」

 

誰にも伝わらない。

 

 

どうも、私がオーダーしたものは誰がどう見ても「赤い飲み物」だったらしい。

 

 

どこかで誰かが私のことを「色盲」と呼んだ気がしたが、

 

 

私はそのピンクの飲み物でそんな小さいことを水に流す事にした。

大仏がよこした一輪の花。

脳みそが腐っている。

 

 

「読書」をしていないと、私の脳は腐って行く。

 

 

かといって以前にそれほど読書をしていたわけではないが、

 

今日久しぶりに、永遠の私のアイドル・片桐はいりさん著の

 

『グアマテラの弟』

 

を読んで、やはり物書きをしたい意欲がかき立てられた。

 

そもそも、「片桐はいり」さんを知らない人もいるってことにまず驚き。

 

特に平成生まれは学校で何を教えてもらっているか誠に残念な次第である。

 

私より若いからって、腹いせにこんなことを言っているのではない。

 

 

絶対に。

 

だから、注釈として(私が思う)代表作を添付しておこう。

これを見たら彼女がきっと好きになる!

 

もしくは、夜うなされる♫

 


ピーコちゃん 片桐はいり - YouTube

 

話は完全にそれたが、

 

私は物書きをしたいのである。

 

 

つい最近思った事をここに記そうと思う。

 

 

私は、誰も持っているのを見た事がない携帯を使ってる。

 

 

スマートフォンなのに全然スマートじゃなさが気に入っている。

いや、気に入るように努力している。

 

 

ASCENDとかいう謎のメーカーで、

 

朝起きて気づいたら

 

機内モード

 

に設定されていることもある。

 

 

持ち主の私は全然大地踏みしめてるのに、

なんでこう1週間に2度は私の携帯は空を舞うのだろう。

 

 

何らかの調べものをしていても、いいところでいきなりバーン!と電源が切れて、

 

グラデをかけながら

 

「Ascend」

 

と、自分のメーカーをデカデカと名乗り、

 

エンドロールかのように漆黒の液晶へ変わって行く。

 

 

電話がかかってきても、「電話に出る」ボタンが全然機能せず、応対できない。

 

 

本末転倒甚だしい。

 

 

インターネットできなくて全然いいから、電話には出させて。

 

 

しかも、私の携帯にはほぼ0といっていいほど電話番号が登録されていない。

 

 

電話かけてきたひとが毎回「初めまして」な状態。

 

 

だから、着信の電話に出れないと、かけ直すときに躊躇するのである。

 

この際、私が電話番号を登録すればいいという正論は置いておこう。

 

 

でも、とてもいいポイントがある。

 

「使いにくすぎるので使いたくない。」という点で、

 

 

「携帯離れ」に成功している。

 

1年前までは、はっきりいって携帯中毒だったと思う。

常に周りと連絡をとり、

仕事も週末でも夜中でも関係なしに請け負ってた。

 

朝起きてLINEのメッセージが1000件を超えているのを見たときに、

 

 

「無意味」

 

 

と額に文字が浮き出てきた。

 

 

でも、今はAscendの使いにくさも手伝って、文字通り「携帯するだけ」の持ち物に。

 

 

一緒に食事してて、相手が携帯見ながら相づち売ってきたら射殺したくなるほどにまで成長した。

 

唯一、私が携帯を凝視するのは電車の中だけで、

 

使用データを確認すると、ダントツで

 

「ボケて」のアプリに大半を使っているようだった。

 

 

結論:スマートフォン、不必要!

 

 

いずれにせよ、自分はアナログ好きなのは変わらないようだ。

 

 

昨日、ゲーマーな大仏(スペイン人の私の主人。髪が伸びると究極の天パで大仏に見える)にMafia in New Yorkというものすごいゲームをオススメされた。

 

 

やってみるとものすごくリアルで、自分がNYにいるかのように感じる。

 

私は、やっと最近ゲームボーイのテトリスを購入して浮かれているほど、

ゲームには無縁の女だ。

 

 

昨日は、そのゲームの中で車を3台ほど盗難し、

 

高級車を不埒な運転ですべて廃車に。

 

そして、初めての割に恐ろしいファイテリング力でマフィアをボコボコにした。

 

警察も殴って逃げることまでしたが、

 

「こんなリアルなゲームがあるから若者が現実と区別がつかなくなって人を殺すんだ!

寝る!」と、夜10時に就寝した。

 

 

旦那はポカンと口を開けて私をアルカイクスマイルで見つめていた。

 

 

アナログといえど、こうやってパソコンのキーをおっ叩いてブログを書いている私は、現代人なんだろうな。(優越感)

 

 

ブログを書いている私を横目に、

 

母も興味があるようで、「私も本出したいのよね〜」と言ってくる。

 

 

彼女も、私のように「物書き」としての夢はあきらめていないらしい。

 

 

聞くところによると、小さい頃からずっと同じペンネームを隠し持っているらしい。

 

 

その名も、

 

 

倉田あかね。

 

 

なんか、絶妙すぎてつっこめない。

 

 

そして、今は亡き父も、物書きを目指した事があった。

 

 

彼のペンネームは

 

 

 

 

 

すなやま もぐる。

 

 

 

センスのなさに、膝から崩れ落ちたのは言うまでもない。

 

 

 

 

このペンネームのセンスを聞いて、

 

 

私の物書きの道も先が見えたようなものだ。

 

 

 

今日も、ゲーマーな大仏が一輪の花をもって私に会いにきてくれる瞬間を待つとしよう。

【1:人生の彩り方〜スペインが教えてくれたこと〜】

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「僕の父は、宗教ではなく、太陽を信じていた。」

 

 

先日、スペイン人の旦那と里帰り&ハネムーンもかねてスペインへ。

 

結婚するまで、会った事なかった彼の母に初めて会った。

 

2年ぶりに帰ってきた彼より私とのハグをして号泣してくれた温かい私の新しい母。

 

今回は、ハネムーンwith義母。

 

前代未聞やろうけど、この家族だからこそ難なく成り立った。

 

彼の家は、google mapでも確認できないほどのカントリーサイド。

 

トヨタのレンタカーは、車体低すぎて今にも底をずりむきそうになり、私のチキンハートもすでにズルンズルン。

 

スペインはオルヒバ(Orgiva)という、人口5000ほどの常に天気がよくてやたらヒッピーの多い町。

 

小さい町なので、日本に行った旦那のことは町中が知っている。

 

 

日本では、友達と遊ぶときずいぶん前からアポをとって遅くても前日にはどこに何時とか決めておく習慣があるようだ。

 

私はこの風習がすごく苦手で、急に誘って急に会えるみたいな遊び方が大好きだ。

 

スペインも同じで、急に友達の家に行って

 

 

「ハーイ、久しぶり!ところで、僕結婚したよ!そんでこちらが日本人の嫁!」

 

 

こんな調子でいきなり友達の家に乗り込んで行くにも関わらず百発百中、友達や家族が家にいてお茶を出してくれる。

 

 

みんなノリのよさがやはりラテン。

 

私はスペイン語が全くと言っていいほど話せない。

英語が分かれば少しの事なら単語をキャッチして内容は理解できるが、

それでも自分からの発話は難しい。

 

 

そんな時のためにスペイン人の生徒に便利なスペイン語を1文だけ教えてもらった。

 

"Me tirado un pedete, vamos que me cagao"

 

 

日本語訳:「おならしちゃった!…うわ、うんこ出ちゃった。」

 

 

 

(不必要!!!!!!!)

 

 

…と思っていたが、

 

訪問したどの家でもスペイン語をなんかしゃべって〜ってなってこの言葉を発するも

 

 

もうウケるウケる。

 

 

このスペイン旅行で一番発した言葉がこれだった。

 

自分の情けなさとともに、生徒に感謝。そしてそれを笑い飛ばしてくれるスペイン文化に乾杯!

 

ちなみに、スペイン語の「乾杯」は

 

「チンチン!」

 

私の人生にスペインという装備が加わった事で、どう転んでも下ネタになる技を培った。

 

 

Orgivaでは、今は亡き彼の父の墓参りに。

 

 

お互い、若い頃に父を亡くしたため彼の痛みはすごく分かる。

 

お墓は日本のものと違い、四角い石の壁に名前と信仰していた宗教の絵が描かれる。

 

 

でも、彼の父は「太陽」を信じていた。

 

だから彼のお墓には太陽の絵が大きく描かれていた。

 

 

私も、無宗教なのでこれからはお日様を信仰しよう。

 

 

家に帰ったら、9匹の犬が私たちをお出迎え。

 

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彼の家は、決して裕福と言える家庭ではないが、

 

建築家だった義父が建てた家は太陽のようなオレンジ色の壁をしていて、

 

庭にはオレンジとオリーブが成り、猫2匹・犬9匹が仲良く駆け回っている。

 

夏に入れるプールがあり、家の中には暖炉。

 

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あまりにも日本での生活とかけ離れているため、映画のHolidayの中にきた気持ち。

 

 

お隣さんは馬2頭を飼っていた。

 

 

空が広くて、星が満天に輝く町。

 

 

8時間の時差があるようだが、携帯もなくて、腕時計も家に置きっぱなし。

 

20時間のフライトで時差ぼけあり、

スペインの昼食は2時〜3時、夕食は9時頃とかなりズレがあるのでもはや

今が何日で何時なのかも分からない。

 

 

でも、「まぁいっか〜」と思えるスペインのこのゆったりした空気。

 

 

店や町では、スマートフォンなどが普及しているはものの、

 

町で携帯いじくりながら歩いてる人なんかほとんどいなくて、知らない人でも平気で話しかけるし、一生会わないであろう人にも

 

"Hasta luego"(またね)

 

と言って別れる。

 

 

そして、みんなが「本当の笑顔」で生きていた。

 

 

日本は大好きな国だし、悪く言うつもりはないけど、「本音と建前」があって偽笑顔が超普及しているのが分かる。

 

 

大半は車移動のため、助手席で座っていて気づいたことがある。

 

彼は、2車線から1車線になるような時、100%の確率で道を他の車に譲っていた。

 

 

「絶対に道を譲る。譲られれば行く」

という体勢をとっていれば案外ことがうまく進むし、

何より誰もがハッピーになる。

 

 

旦那は気づいたら人助けしてるし、町のみんなに愛されているのが目に見えて分かる。

 

 

なぜか「人助け」に大して多少の勇気を必要とする昨今。

 

人助けなんて「普通」なのに、

それをしない「非常識」が「普通化」してきている。

 

ここまでナチュラルに人に手を差し伸べられたら

もはやそれが正しい「普通」になってきて、

私も誰でも話しかけて困っていたら手を差し伸べることができる。

 

 

むろん、世の中には「助けてもらって当たり前」みたいな考えの恩知らずもいるので、

私たちはそういう人間にはハナから関与しない。

 

 

私は「助けて」といわれたら「NO」と言えない性分で、もしやむ終えなく「NO」と言った場合は寝る前まで心配してしまうタイプだ。

 

でも、それで何度後悔したことか。

 

大好きで、ちゃんと気持ちがある人を自分のキャパ内で助け、助け合う。

 

 

シンプルにこれでいい。

 

 

1つ、スペインで学んだこと。

 

 

時差ボケで全寝れないですがそろそろ人間達が起きる時間なので就寝。

 

 

また、続きを書きます!

ペケニョス!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生が激変した2013。

「先生の話を聞いて、今 涙が出ました。」

 

私は1月末に美容業から日本語学校広報マネージャーに転職。

 

めっちゃくちゃ成長させてもらった美容業での仕事があったからこそ、

 

引き継ぎゼロの中で業務をこなすことができた。

 

私の働く日本語学校はめちゃくちゃ環境のいいところにあって、

理事長は超フレキシブルで新しいものをどんどん取り入れてくれるので風通しがすごくいい。

 

「新しい学校の立ち上げ」という業務がびっくりするぐらい自分に適していると痛感した。

 

仕事はなかなか忙しく、2ヶ月に1回は海外出張、毎月パーティー、遠足、

毎日学生の生活から勉強から恋愛事情まで赤裸々に面倒をみる。

 

最近は、来年度の入学生のために無料skypeレッスンも始めた。

 

学生とテレビ電話で話す機会を持つ事で、日本にくる前に少しでも会話力とモチベーションをUPするため☆

 

今日は学生と話しているとき、あることがあった。

 

とても会話が上手なのに、文法を間違えたらどうしよう・・と考えて話せないこともあるとある学生が話してくれた。

 

私も、高校生の頃同じ悩みがあり、なかなか英語を発話できない時期があった。

 

 

でも、

英語を間違えたら、誰かが直してくれる。

誰も、私が完璧に英語を話せるなんてハナから期待してないんやから、

思いっきり間違えばいい。

 

間違いを恐れて、知識があるのに実践にうつせない方がよっぽど大きな間違い。

 

 

そんなことを体感したという話をその学生に話した。

 

 

すると、少し泣いてた。

 

「私、すごくやる気でました。がんばる。」

 

 

って心の底から言ってくれた。

 

シンプルなことやけど、心が震えた。

 

 

このレッスンって、会話能力を伸ばすだけじゃなくて、

学生の心のケアも同時にすることが大事なんやなって実感。

 

毎日、気になる生徒を面談したり、

何気ない会話からモチベーションあげたり、

 

ウィークポイントを一緒に見つけてアドバイスする。

 

そんな毎日、自分自身すごくためになる。

 

もちろん、人間なのでUP DOWNはあるけど、愛してる生徒だからがんばれる。

 

 

そして、自由すぎる融通をきいてもらい、

あさってからスペインに旅立つ。

 

先日、スペインな旦那との入籍をして、

入国管理局にビザ申請し、

 

今日、スペイン大使館から「スペインの戸籍できたよ〜」ってメールきた。

(もっとシリアスだった気もするが、要点は得ている)

 

 

旦那のビザ切れギリギリで先月あたりは心配で呼吸した記憶なかったけど、

やっとO2接種できる!

 

しかも、入管から早急に漏れた書類出せって言われて

勇み足で市役所で取りにいったのに

 

まさかの郵便ポストで「年賀状」の穴にポストインしてしまった。

 

あたふた。

あたふた。

(声にだして言ってみてください。後悔しますよ。)

 

まぁ、いけるやろ。

 

 

神様仏様一休殿、

お願いだから彼に配偶者ビザを!!!!

(エコー:オラに力を!!!)

 

 

 

来年の目標は毎月本を2冊ずつ読む!

 

インテリジェンスをつける!

 

肩の力を抜く!

 

以上!

 

おきゃんぴー!!!!