【卑怯な秘境 in 高雄】
ずるい。
「ラーメソ」って。「そ」て。
ホテルの人から勧められていった牛肉ラーメンのお店。
卑怯やわ。こんな笑いの取り方。絶対天然でやってるもん。
誰か指摘したれよ。
まだ、台湾で出張中の私。
午前中はアポがなかったので上司と再びお散歩へ。
いやぁ。もうめっちゃ面白かった。
これまで台北でしか観光した事なかったけど、高雄めっちゃ好きやわ。
空気感もベトナムのハノイっぽいし、
街はきれいで、ゆったりした時間が流れてて、
人はにこやかで、
ご飯はおいしくて、
そして、秘境がある。
今日行ってきたのは、高雄の左営駅からほど近い寺院周辺。
連池潭 周辺 寺。
龍に飲み込まれたかと思ったら、虎の口の中からでてくる。
高所恐怖症の上司と6階まで上って絶景で写真をとらせる始末。
高雄は、台湾の南にあるだけあってまだまだ暑くて、
マンゴージュース片手にしないと熱中症になりそうな暑さ。
中でも、だいぶずるかったのはこの巨大な彼。
死んだ父にそっくりだったため、こんなに巨大で威圧感半端ないのに懐かしさが勝っていた。
虎がかわいすぎていたずらしたり
シーサーに甘えん坊感を漂わせたり
すごい楽しんだ。
高雄は、自分にとってもまだまだ未開の地だったので今回、たまたまこんなすばらしいところによれて右脳かきむしられた。
ビビッドな色使いが半端ない!
たらふく楽しんで、
町の人とふれあって、汗かいてお散歩して。
やっぱ、その土地のひとを日本に来てもらおうとするなら、
まずその土地をしらなあかんな、と実感。
(決して、観光を正当化している意見ではない。決して。)
友達で、「高雄に観光しにいった」って人にまだ出会った事がないから、
ぜひぜひオススメしたい。
台北ほどせわしない感じでもないし、空気感がすごくいい。
3泊ぐらいあれば十分に魅力を堪能できるのではないだろうか。
すごく幸せな必殺右脳かき回しを喰らい、
仕事もノリノリだった。
そして、ホテルの40階でご飯を食べた。
その時。
ずわ〜んずわ〜ん。
気持ち悪い揺れを感じた。
地震だ。
こんな時に限って高層ビルのほぼてっぺんにいたので揺れが半端なく感じ、
たった30秒ほどの出来事だったが、
すごく長い時間揺れている感じがした。
怖くて震え上がった。
たまたま泊まっているホテルが耐震性にも優れていて、
心配はなかったものの、
実は台湾全土でM6.7を記録する地震だったことを後でしった。
もちろん、今ここでブログを書いているから全然大丈夫だったのだが、
死んだら、もう会えないな。。。と大好きな人たちの顔が浮かんだ。
本当に本当にこわかったけど、
生きている事に感謝しないと、とフンドシ締まった。
台湾も日本同様、地震大国ということを知り、実は耐震にも日本よりも優れた技術で対応しているようだ。
地震の恐さを知っているがゆえ、日本が地震に見舞われた際にあれだけの大きなサポートをしてくださったんだろう。
本当に、ありがとう。
ここで、生きて、ふざけた文章を書けている事に感謝!
地球のみんな、ありがとう!
明日で、出張のメインディッシュが幕を閉じる。
最後まで気合いいれっぺ!(急な茨城弁)
せやな。