【奇怪なご近所事情。】
「ぶっさいく」
仕事を終え、勉強会にも参加し、
玉出で買った重い荷物をかかえて帰路についていたとき、
ふてぶてしい老婆に
そんな暴言を吐かれた。
一見、独り言にも見えたけど、
明らかに私を一瞥(いちべつ)してたし、
なんならため息さえ混じっていたように感じる。
あまりに唐突なことだったので
おかしくてニヤニヤ笑ってしまった。
「ぶっさいく」て。
なかなか「ぶ」と「さ」の間に「っ」が入るまで気持ちはいらんよな。
しかも、私の玉出の袋からはこれ見よがしに
柚子胡椒ポテトチップスがはみ出してたし、
なんならうっすら「ほろよい」さえコンニチハしてた。
ぶっさいくな上に、食いしん坊かよって
でも、「ぶさいく」って言葉、聞くだけで2〜3発殴られた級のインパクトあるから結構好きな言葉。
まぁ、あの老婆次ぎ合ったら
引きちぎるけど☆わぴ☆
そして、100mも進まないところで、
5歳児ぐらいの少年に
「中につっこんだろかー!!!!!」
と、叫ばれた。
多分、子供特有の雄叫びをあげている途中にたまたまぶっさいくが通りがって
目がバチっと合っただけだろう。
でも、なんかなんやねん、今日。
ひたむきに生きてるのに。
落ちた日は、
去年たまたま柴又でとれた衝撃的な写真を眺めて心をなごますとしよう。
ハッピーバレンタイン。(遅延)