クジャクの求愛行動

小さな地球で働く何でも屋さんの話。

~It's a small world project~

【ブスの条件】

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たまたま、コンビニで待ち合わせをしていたときに、

とんでもない本を見つけた。

 

『正しいブスのほめ方』

 

おもむろに開くと、衝撃的なことが記載されていた。

 

 

「ブスをほめるときは、

 

 

 

・家庭的

・浮気しなさそう

・やさしい

 

 

こんな言葉はいわれ慣れている上に、“どこもほめる事がなかったから苦し紛れの褒め言葉”ということはばれている。

 

 

ブスをほめるときは、

 

 

 

“どこか、外国の血入ってる?”

 

 

 

が効果的らしい。

 

 

外国に強いあこがれのある日本人にとって

 

 

“外国人っぽね”というのはとてもうれしい表現なのだ。」

 

 

とのこと。

 

 

 

 

 

ちょっと待って。

 

 

 

 

私は、昔から顔の彫りがじゃっかん深く、

 

 

百発百中、初対面の方には

 

 

「ハーフ?」

 

「外国の血入ってる?」

 

 

と必ず聞かれる。

 

 

「かわいい」とか「美人」とか、

 

そういう直接的なほめられ方こそしなくても、

 

 

嫌な気はしていなかった。

 

 

でも、まさか・・・・

 

 

 

まさかそれが「ブス」という意味だったなんて・・・

 

 

思い返してみれば、

 

彫りが深めなゆえ、

 

 

炎天下では目元が窪んで真っ黒に見えることから

 

 

高校時代は

 

 

 

「タモリ」

 

 

 

というあだ名をつけられていたなぁとか、

 

 

 

生粋の日本人なのに「国に帰れ!」とののしられてたなぁ、

 

 

とかなんか思い起こせば結構な暴言をはかれていた事に気がついた。

 

 

 

もう、1周回って面白くなってきてコンビニの窓際で鼻つまんでバッハバッハと笑っていた。

 

 

 

深夜のコンビニで買いもしない『正しいブスのほめ方』という本を読んで鼻つまんで音楽家の名前みたいな奇怪音で笑っている私が窓辺に映っているのを見て確信した。

 

 

 

 

ただの、ブスやん!!!!!!

 

 

 

その本を読み進めていくと、

 

 

 

ほんとうに見事に私が言われてきた褒め言葉が羅列されていた。

 

 

よく考えたら、

 

 

やんわりと

 

 

「あんたほめるところないから婉曲的に言い回しをかえているだけだよ〜。」とも見える。

 

 

 

そして、極めつけに、

 

 

私は今月あたりにスペイン人と結婚するのだが、

 

 

女子たちとお茶しにいくと

 

 

 

「なんかさぁ〜、外国人の彼氏つれてる日本人の女って

 

 

 

なんでブスばっかなんやろうなぁ〜!!!!

 

 

・・・・っあ!!!

 

 

あなたは違うで!!!例外例外!!!!」

 

 

両手を風速120で横に振って前言撤回する様や、

 

まさに「スペイン人と結婚する日本人女性のお前、

 

 

お前こそブス!」

 

 

と言わんばかり!!!

 

 

もう、おもろなるよね!!!!

 

バッハバッハ!笑

 

 

 

これからは、性格をとことん磨いていこうと思う。

 

 

追伸:

 

劇団 宝塚には、

「ブスの25か条」という条件が入団すると提示されるらしい。

こんなブスになるなよ!という戒めなのだろうか。

 

 

いくつあてはまるか、トライしてね☆

 

バッハバッハ!!!!!

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