クジャクの求愛行動

小さな地球で働く何でも屋さんの話。

~It's a small world project~

【ブログお引っ越し!】

引っ越ししてからだいぶたちますが、

 

ブログ引っ越ししました!

 

http://smallworldprj.wordpress.com

 

word pressでかいとります!

 

主に、しょうもないこと書いてるんですが、

急に女性必見の性教育とか、

福島県の実態とか、

旅をして世界を身近に感じたことを

まじめに書いているところがあるのでベクトル調整は

個人にお任せいたします。

 

うまくいけば、スペイン関係のフリーペーパーに

ライターとして起用していただくかもなんで、

けっぱりたいとこです!

 

よろぽこっす!

 

Yui Sasaki Diaz

【スペインの魔の手から解放令】

「あんたの旦那の裸、見たわよ。」

 

 

 

スペイン人な叔父と叔母が2週間ほど私達の家で余暇を楽しんでいる。

 

 

前回の日記でも書いたように、

 

 

とにかく陽気な彼ら。

 

 

心が温かくて、ユーモアがあって、

 

毎日子供みたいにかけまわる還暦をすぎた仲良し夫婦。

 

 

いつも所まかわず手を取り合い、キスをしてお互いが死ぬほど好きなのが

 

 

誰の目にも明らか。

 

 

日本人の私にとって「情熱的なスペイン人の典型的な例」と

 

思っていたが、彼らの息子にきいてみると「彼らは異例中の異例カップル」らしい。

 

 

日本よりはさすがにスペインはいちゃついてるカップルは多いが、

 

 

意外と淡白な感じらしい。

 

 

そして、我が家が居心地よすぎるのか、

 

ほぼ裸で居間に出向いてくるのは前述のとおり。

 

 

そして、こないだついに叔父の真っ裸を見てしまった。

 

 

眠気眼でトイレに立ち寄ると、

 

 

素っ裸で駆けて行く叔父の姿。

 

 

すぐさま叔母に、

 

 

 

「あんたの旦那の裸みたわよ。」

 

って昼ドラ風に言ったら、

 

 

 

 

「めっちゃ慌てて部屋に帰ってきたからワロタwww」って2チャンみたいに返してきた。

 

 

(翻訳:あくまで私の見解)

 

 

この2週間、彼らは本拠地を我が家に置き、

 

 

広島、東京、名古屋、京都・・・色んな場所へ旅にいっていた。

 

 

 

3日ほど留守にするときは、

 

 

 

「お願いやから二度と帰ってんといてな!」

 

 

と笑顔で送り出すことにしていた。

 

 

それが我ら、Diazファミリーのルールなのだ。

 

 

私たちは、2月の末に広めの部屋に引っ越し、

 

 

3DKの快適な場所へ身を移した。

 

 

その1つの部屋を彼ら。

 

 

彼らの息子は、

 

 

「狭い部屋に住むってのは、時々すごく便利だね!

 

 

だって、両親を招待しなくていいから☆

 

 

お姉さん(私)、ありがとな!めっちゃグラシアス!」

 

 

と老夫婦の前ではじけんばかりの笑顔で毒を吐いていた。

 

 

 

ええ家族〜。笑

 

 

 

そして、先日、彼らを食事に招待した。

 

 

 

といっても、これは私の上司から彼らへのプレゼントだった。

 

 

 

私の上司、すなわち日本語学校の理事長。

 

彼は、本当にすんばらしい寿司屋へ彼らを以前、誘ってくれたにもかかわらず、

 

 

 

「3月下旬に、彼らを本格的な日本料理に招待したかったけど、

 

 

スケジュールが合わないので、

 

このお金で君が彼らの思い出に残る日本の思い出を作ってやってくれ。

 

 

あなたの安月給じゃ、なかなか難しいだろうから。。笑」

 

 

と言って、いくらか預けてくれた。

 

 

 

なんたるちあ!!!!!

 

 

ほんまね、

 

 

 

安月給もくそも、

 

 

理事長は、実は完全にボランティアで日本語学校の長をしてるんです。

 

 

今までためたお金は、未来ある若者のために使って社会貢献してから、

 

仕事を引退する、と日本語学校を始めたのだ。

 

 

 

もう、なんやねん!ゴッドファーザー!!!

 

 

父親のいない私には、

 

本当にその代わりさえしてくれる。

 

 

普段、ええ店にいくのは、付き人(花岡くん)にしか連れて行ってもらえないので、

 

 

どこにいっていいか全く分からん。

 

 

 

そして2時間かけて、

 

 

8階建て、駅直結、日本料理と、夜景が一望できるダイニングレストランを予約した。

 

 

 

行った事もないし、都合がわるく夜9:30からの懐石料理なので、

 

 

「一気出しでもよろしいですか?」と

 

 

まさかの懐石料理のルール丸無視な電話かかってきたこともあり、

 

 

めっちゃ不安やったけど、

 

 

 

すんごい最高のひとときを過ごすことができた。

 

 

比較的リーズナブルに本格的な日本料理をすばらしいサービスで

堪能できる!!!

 

 

御堂筋線 なんば駅6番出口 直結 一栄ホテル8階

「ダイニング ほたる」

 

超、オススメ!!

 

 

陽気な叔父は、

 

 

「何食べてるかさっぱり分からんけど

 

めっちゃおししい〜!!!!」

 

 

とものすごく喜んでくれた。

 

 

確かに、日本料理は美しすぎて、

 

まじで何食べてるか分からんかったけど最高に美味しかった。

 

 

この2週間、ほんまにたくさんのものを食べてて、

 

 

昨日は初めてセンバキッチンという人気店に足をはこんだ。

 

 

そこでのタンドリーチキンは絶品らしいが、ものすごく調理時間がかかるのがネック。

 

 

40分待っても、1時間待っても出来上がらない。

 

 

堪え兼ねて、陽気な叔父が

 

 

「ちょっと、

 

チキンの捜索願い出してくる。」

 

 

と真剣に言い放ってた。

 

 

すかさず、彼の息子が、

 

 

「今、チキンにえさやって太らしてるところやから、ちょっと待ったら?」

 

 

と、アグレッシブな父親を止めていた。

 

 

なんか、返しが頭いい。

 

 

ほんで、出てきたのがこれ。

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お命いただいた。

 

 

 

そして、

 

滞在最後の日は私の家族を彼らに紹介した。

 

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出会った瞬間、

 

 

もうずっと前から知ってたような心地よさをお互いはなってて、

 

すぐに姪とも仲良しになっていた。

 

 

でも、やはり2歳児(絶賛人見知り中)の3女は、

 

 

彼らを見るなり号泣。

 

 

 

次女のりんは、はにかみながらもすぐアミーゴになっていた。

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そして、長女のらんは、

 

 

彼らをみるなり、

 

 

 

「うわ、思いっきりスペイン人や!」

 

 

と、いささか失礼な言動を平気で放ってた。

 

 

 

結構チャーミングなファミリーの融合。

 

 

 

そして、私の母はスペイン語をかれこれ一年ぐらい独学で勉強しているが、

 

 

いまだに

 

 

「HOLA!(こんにちは)」

 

 

 

と、

 

 

 

「DOMINGO(日曜日)」

 

 

しか話せない。

 

 

 

しかもなぜかドヤ顔

 

 

でも、少しご飯を食べたらなんかもうガンガンスペイン語はなせるようになり、

 

 

もう彼女らはめちゃんこ喜んでた。

 

 

 

帰りは、姉が駅まで送ってくれて

 

 

「また会いたいです!」って言ったのをきいて、

 

叔父が

 

 

「よかった〜!

 

娘さん泣かしてもうたから、

 

 

てっきり次から出禁や思たwww」

 

 

 

 

と、またもやギャル男みたいなこと言ってた。

 

 

 

そのあとは、

 

 

みんなで、

 

 

旦那の働くスペインレストランが4周年を迎えたので1杯だけ飲みにいき、

 

 

最後の夜を堪能した。

 

 

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もう、色々起こりすぎておかげでだいぶこの2週間濃かったけど、

 

 

ほんまにこの家族の一員になれて幸せ!

 

 

「ブリュッセルにある家は、あなたの家でもあるから、

 

 

いつでも帰っていらっしゃい。

 

 

車で3時間いけばパリにだっていけるから、

 

 

お茶しましょう。」

 

 

 

って夢みたいなこと言われた。

 

 

昔から母親と、

 

 

いつか世界に出て、

 

 

パリのどこかで現地集合してお茶できたらいいねって夢を語ってたのを思い出した。

 

 

リアルにその夢が叶うんだ。

 

 

言い続けてれば叶うもんやな。

 

 

つぎは、義母を日本に招待しよう。

 

 

 

 

追記:

全然関係ない写真やけど、

姉が見つけてきた、

 

ゆるきゃらランキング最下位の「ビリキャラ」のトークショーがあるらしです。

 

残念すぎるイベントで、

あなたの春に、スパイスを・・・

 

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【奇怪なご近所事情。】

「ぶっさいく」

 

 

 

仕事を終え、勉強会にも参加し、

 

 

玉出で買った重い荷物をかかえて帰路についていたとき、

 

 

ふてぶてしい老婆に

 

 

 

そんな暴言を吐かれた。

 

 

 

一見、独り言にも見えたけど、

 

 

明らかに私を一瞥(いちべつ)してたし、

 

 

なんならため息さえ混じっていたように感じる。

 

 

あまりに唐突なことだったので

 

 

おかしくてニヤニヤ笑ってしまった。

 

 

「ぶっさいく」て。

 

 

なかなか「ぶ」「さ」の間に「っ」が入るまで気持ちはいらんよな。

 

 

しかも、私の玉出の袋からはこれ見よがしに

 

 

柚子胡椒ポテトチップスがはみ出してたし、

 

なんならうっすら「ほろよい」さえコンニチハしてた。

 

 

ぶっさいくな上に、食いしん坊かよって

 

 

でも、「ぶさいく」って言葉、聞くだけで2〜3発殴られた級のインパクトあるから結構好きな言葉。

 

 

まぁ、あの老婆次ぎ合ったら

引きちぎるけど☆わぴ☆

 

 

そして、100mも進まないところで、

 

 

5歳児ぐらいの少年に

 

 

 

 

「中につっこんだろかー!!!!!」

 

 

 

 

 

と、叫ばれた。

 

 

多分、子供特有の雄叫びをあげている途中にたまたまぶっさいくが通りがって

目がバチっと合っただけだろう。

 

 

でも、なんかなんやねん、今日。

 

 

ひたむきに生きてるのに。

 

 

 

落ちた日は、

 

 

去年たまたま柴又でとれた衝撃的な写真を眺めて心をなごますとしよう。

 

 

 

ハッピーバレンタイン。(遅延)

 

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旦那のいとこの両親を意味する代名詞を教えて。

つまりは、旦那の叔父叔母。

 

でも、なんか長いから「家族」って2文字で片付けてしまおう。

 

日本語って便利で好き。

 

 

1週間前から、「家族」が来日していて私たちのおうちに滞在している。

 

 

その「旦那のいとこ」は、私が働く日本語学校の「生徒」

 

 

でもある。

 

 

生徒の両親が教員の新居に同居。

 

 

ややこいややこい。

 

だから日本語難しいねん。(クレーム)

 

 

そんなふんわりした感じでスタートした2週間限定の同居。

 

 

おもしろいわ、スペイン人。

 

 

60歳前後の夫婦が毎日夜12時ごえの帰宅。

 

 

事情聴取によると

 

 

「普段はPM9:30に寝るのに

 

日本面白すぎてねられへん。」

 

 

らしい。

 

 

17歳か!

 

 

と思ったら、

 

 

「明日の朝は、まずトランペットを吹き鳴らし、

 

みんなをたたき起こそうと思います!」

 

 

 

と、まさかのパズー発言。

 

 

滞在2日目からは、

 

 

居間にほぼ裸で来場してくる。

 

 

バスタオル一枚、忍び足で入ってくる叔母を横目に、

 

 

 

「はっきり見えてるし、忍び足意味なし!」

 

 

と告げると、

 

 

隣に居た叔父は

 

 

「ヘーイ!マイワイフ超セクシーじゃね?!」

 

とギャル男発言。

 

 

 

総合的に見ると、

 

 

私たちは2週間、

 

17歳のギャル男なパズーと同居することになったんだ。

 

 

 

なにはともあれ、

 

ラブリーな一家に囲まれ申し分無く、幸せに暮らしている。

 

 

週末はみんなで奈良へ。

 

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日本は、優しい国で。

 

 

民家を通ると、ピンヒールの「持って帰っていいですよコーナー」

が設置してあった。

 

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叔母は食いつく食いつく。

 

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この人たちといたら、

 

なんか自分が親になった気分になる。

 

「道に迷ってないかな。」

 

「怖い人に連れて行かれてないかな。」

 

「12時すぎてるけど、ちゃんと電車乗れたかな。」

 

でも毎回その心配はぶち破られ、

 

 

「ただいま〜!I miss you だったよマジで!」

 

 

とギャル男なキスの嵐。

 

 

愛情をうけまくってるからだろうか。

 

 

 

昨日、

 

 

木村拓哉が工藤静香の浮気癖に相談してくる夢を見た。

 

 

キムタク「まず、おれは絶対、

 

静香さんに対して怒んないのね。

(静香さんて呼んでるんや。)

 

まず、

 

 

聞く。

 

 

で、

 

 

 

諭す。

 

 

これね。」

 

 

とめっちゃギャル男アクセントで熱弁している話を私は鼻をほじりながら聞いている

 

 

というところで目がさめた。

 

 

 

 

絶対にパズーギャル男と同居してるから見た夢に違いないと確信している。

 

 

 

こんなことをつらつら日記にしているがそうもしていられない。

 

 

私を娘のように愛してくれている彼女達、

 

 

先日、京都の観光場所を彼らのパソコンで検索しようと開いた瞬間、、

 

 

トップ画面にはこんな画面が開かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「クジャクの求愛行動」

 

 

 

 

 

 

 

 

わしのブログやがな!!!

 

 

 

 

Google翻訳でも使って読んでくれてるんやろうな。

 

 

へたなことは書けないな、と思いつつも、

 

 

ええいままよ。

 

表現の自由という憲法を最大限に生かして私は今日もここに文字を記す。

 

 

 

 

 

今日もキムタクの相談を夢うつつに聞けますように(半目)。

 

 

 

おにゃーす。

【East Japan RE: Projectのつくりかた】

「私たちにできること」をテーマに、

ダンスやアートを通して東日本復興支援チャリティーを行ってきました。

 

今年もやります!!

2014年4月13日(日)

11:00~17:00 @JR難波OCATポンテ広場!

JR難波駅すぐ!

 

ダンスショーや音楽を通して今年もすごいラインナップでチャリティやります!!

私たちにできる事は微力でも、集めて馬力にしていこうと思います!

 

そこで、どんな団体かを知っていただくために簡単ではありますが団体概要をつくりましたのでシェアさせていただきます!

 

1人でも多くの方に足を運んでいただけたらハートがブレイクダンスを踊ります!!

 

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また、私の伯父は福島県で医者をしています。

 

彼は、医者として被災者を支援していたら、

自分も被爆していたことに気づいた。


60歳を過ぎても、医師不足で定年になってやめるなんて考えは全くなく、
今も福島で元気に医者を続けて支援している。そんな伯父からメールがとどいたのでシェアさせていただきます。
↓↓
3年が経過した今、
最も問題なのは事故現場が収束していないことと
廃炉の作業が難航していることです。

ニュースでは下手な作業ミスばかりが目立ちますが
現場の作業員は放射線を浴びながら身を削って必死に仕事をしています。

日本中世界中の人たちが原発作業員を励まし支えることが重要であると思われます。

現地であるいわき市議会議員さんが中心となってみかんやりんご梨、
チョコレートなどを配ったりしています。
それほど多額でなくとも多くの人々が応援してくれていることを伝えたいと思います。
義援金を福島県民医連事務局から現場へ届けたいと思います。

これは少なくとも30年以上の年月は続くものと予想されています。

地道に末長い連帯・支援をお願いしたいと思います。

 

 

本当は、もっともっと長いスパンでかかる課題だと思う。

続けて行こう。

 

最後の一人が笑顔になるまで。

 

 

East Japan RE: Project 

代表 Yui Sasaki Diaz

【助かるかもしれなかった命〜修正版〜】

※2013年3月10日に書いた記事をシェアします。

被災地へ里帰りをかねて行った記録。シェアしていただけたら嬉しいです。

 

 

そこにはあった。



助かるかもしれなかった命。




東日本大震災から二年。




今週末、私は茨城県水戸市にきている。




目的は二つ。


1つは祖父母のお墓参り。


もう一つは、伯父さんのプレゼンを聞くため。




ご存知の方もいるかもしれないが、私の伯父は福島県で医師をしていて医療団体の会長をしている。


定年はもう超えているが、
医師不足の福島。


辞めることなく今も元気に働いている。


伯父さんはすごく多忙なのに、
フットワークが誰よりも軽い。


その上、
お話好きで、
物腰柔らかくて、

実はダンサーで、


震災被害の復興に深く関わっている人である。




その伯父が、生まれ育った茨城県で震災後の福島、

チェルノブイリ視察の発表があるとて、


母と五時間かけて水戸に着いた。



海の見える町の大洗に着いた頃には、

偕楽園という庭園には梅が七部咲きで観光客も多く、



賑わい始める第二の故郷を垣間見れて嬉しかった。

photo:02





夜、診療を終えて福島から茨城へきた伯父と大洗の美味しい魚を食べながら、



福島の


過去

 






これから




をおしえてもらった。



そこで得たことをお伝えしたい。




そこには、大好きな日本の
背景と許せない現状が交差していた。



まず第一に、


東日本大震災では、

死者と生存者の、境目がとてもクリアだった、


ということ。




比べて申し訳ないが、



阪神大震災では、


震災の重傷者や生死をさまよっていた方でも、


72時間以内に助けれたから助かった命があった。



でも、


東日本大震災での重傷者は、



死者になってしまうことが顕著に見られたとのことだった。




これは、何の違いか。




そう、答えは原発事故である。





もちろん、津波の被害もあとを立たなかった。


でもその中で


72時間以内に救えたら、



助かる命があった。



でも、がれきの下からひっぱってでも助けられた生存者がいても



随時助けていって72時間経つ頃には、


その地域は放射能のせいで避難区域に指定され、



重傷者がいても、
助けに戻ることができなかった。



原発事故がなければ、もっと救えた命があったのに。。。




みんな、着の身着のまま避難所へ逃げてきた。




三月の東北はまだまだ寒い。



それでも、1分1秒で生きるか死ぬかが決まってしまう。



何も持たずに逃げてきた被災者がある小学校の体育館に集まった。


そこには、町の人と逃げてきた現役の看護師さんもいた。


私の伯父は、そこで支援を始めた。


その看護師さんたちは、200人ほどいる被災者の病状をすべて把握しており、


伯父に相談してきたそうだ。

体温計一つはない、血圧計もない。
風邪薬もない。



そこへ、伯父の診療所から

「返さなくていいから。」と、


体温計や血圧計が寄付された。

みんな大変喜んでいたそうだ。





いきなりだが、みなさんは、

2011年3月15日の午後、どこで何をしていたか覚えていますか。



その日は、雨が降ったんです。


その雨のせいで、


放射能汚染になってしまったんです。




伯父がいた地域は、原発から離れていた。

でも、ある日ニュースをつけると、自分の地域も低い値ながら汚染地域になっていた。


被爆者をお世話していたら、

 

 

気付いたら自分も被爆してたんだ。




ショックは大きかった。



福島に住んでいるリアルな思いが、すごく伝わってきた。




去年、自身が代表を務めるEast Japan RE: project (略してイリプロ)のみんなでダンス支援で復興地を訪れた。


電柱はなぎ倒され、

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船が陸に乗り上げ、



家が倒れ、

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洗浄してるから放射能の値こそ低いが、だれも住んでいない。



立ち入り禁止区域にはもう子どもは住んでいない。


故郷を離れることを余儀無くされた方々は、


逃げてきた地で、ひと月10万円以下、はたまた5万円以下で親子で暮らしてる人は次第に増えていっている。



「津波や地震の被害は、まだ復興の余地がある。




でも、原発、放射能は、




どうにもなんない。。」



被災者の方の生の声が印象的だった。




それでも、日本のトップのエライさん方は



「2基は事故を起こしたが、


4基はよく耐えた!」




と威張って福島での原発再稼働を狙ってるらしい。




この意味は、「福島で再稼働できたらどこでも再稼働できる流れに乗れる」



という狙いなんだ。



腐ってるな、まじで。




福島では、肥満の子どもが増えている。



なぜかって、

放射能があるから外で遊べない。


外で遊べないから運動不足児童が増えて肥満が増えている。



子どもたちの健康状態が危うくなってきている。




放射能を浴びたから、と3000頭の牛馬が殺処分になった。




ねぇ、まだやるの?




そろそろ、息が詰まってきたのでここで心を動かされた話をしていこう。



震災当初、4km県内にあった病院に怪我人や被災者が殺到した。



医師、看護師が必死に対応する中、次の日、白の全身マスクを着た警察達がきて、



「ここは立ち入り禁止区域になったから、早く逃げて!」



収容人数の少ないドクターへりでなく、自衛隊のヘリが到着した。


そこに、もう死んでしまった患者さんもいた。



もちろん、死んでしまったらヘリには乗せてもらえない。


でも、看護師さんは自衛官に必死に交渉した。


「この人は、息をしてないけど生きてるんです!!



ここに置いていったら、

もうこの人は一生誰の目にも触れず、弔ってもらえない。


お願いします。連れていってください!」



言葉を詰まらせた自衛官。



「よし、わかった。」

 

 

と、その仏さんを一番にヘリ乗せてくれたらしい。


日本には、死んだ人を「仏さん」として敬う風習がある。



息してなくても生きてんだ。


この伯父の話を聞いた来場者の鼻をすする音が会場をこだました。



また、最初に述べた、避難所で伯父が体温計や血圧計を寄付した看護師さん達。




しばらくたってから、

「あのときはありがとうございました。」


と、新品の体温計や血圧計が伯父の診療所に届いたそうだ。



ちゃんと恩を返すこの姿に感激した。



伯父は、今も福島で戦っている。


放射能の被害を受けやすい甲状腺検査を3年間で36万人に行う計画を立て、


みんなが身体を気遣って、


もし他の病気やガンが見つかっても早期発見になるように務めている。

photo:01




「科学者の話は聞けても、お医者さんの話はめったに聞けないんだ。

自分達の健康にも深く関わる話だったからスッと理解できた」


と、来場者の方が話してくれた。



実はその分科会は、

「高齢者大会」という名前がついており、65才以上の方々が100名以上詰めかけていた。



そこで、私も潜り込んだが、


赤いミニスカ茶髪フィリピン顔はとにかく目立って仕方なかった。


ええいままよ!の勢いで立ちあがり、



「私は、プレゼンターの姪です。今日は大阪から震災のことを勉強しにきました。


East Japan RE: projectという、ダンスで復興支援をする団体の代表をしています。


大阪の若者も、自分達にできることをしたい!と立ちあがりダンスチャリティイベントをしています。



来月も、チャリティイベント開催して、大阪からパワー送ります!

かげながらですが、応援させてください!」



そう言うと


ワッ!と拍手が起こった。



関西でも、復興地の皆さんにリアルに支援してることを知って欲しくて、

一人じゃないってこと解って欲しくてお伝えした。



この週末、本当に色んなことを知れた。


それを自分から、世の中に発信していく使命がある。


これを見た方、


ぜひ、シェアして頂きたいです。

ニュースや、新聞が報じない中にこそ真実があるんです。



こんなこといって時々バッシングされるけど、



そんなんしてる暇ない。


「福島のこと、東日本大震災のこと、
忘れられるのが一番辛い。」



復興地ではそんな声が後を断ちません。



忘れたりなんかしません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このブログ、泣きながら書いたのを覚えてる。

あまりにもいろんな思いがめぐりすぎて。

でも、泣いてる暇はない!!!


来月もやります!


ダンスチャリティイベント!
2014年4月13日(日)11:00-17:00@JR難波OCAT
3.11に起きた事をずっと忘れず、走り続けてきた
East Japan RE: projectとして今年もチャリティーダンスイベントします!
Dance for Tune vol.4!

今まで、「私たちにできること」を掲げ、ダンスを通して被災地支援を行ってきました。
「続けること」がとても大事だと毎回痛感します。

本当に、心をこめて毎回イベントを行っています。
ぜひ、ご参加ください^^
ダンスを楽しみながら、被災地を関西から元気にしていきたいです。
そんなイベントの一人になっていただけたら嬉しいです^^
HP: EAST JAPAN RE:project/イリプロ

 

よろしくおねがいします!

East Japan RE: Project

代表 Yui Sasaki Diaz

【Strated!】※plz share this post
on April 13th 2014 from11:00-17:00, Dance for tune Vol.4 !!!!
@JR namba OCAT

we will hold a dance charity event again!!!!
We never forget about what happened on May 11th 2011.

"continuing one thing that we believe with what we can do" is our policy.

Always we have this event for encouraging disaster victims in Tohoku!
All we can do might be tiny thing for them but we are really happy if this charity help someone there.

I want you to be one of this event!

お尻が割れるほどの幸せ。

一日中、家にこもってMacと対話。

 

 

ほんま、楽しい。

 

 

自分ってほんまネクラ。

 

 

そんなネクラな私は、昨日パーティーを開催した。

 

 

East Japan RE: project (東日本大震災復興支援団体)、

そして

It's a small world project (世界を身近に感じる国際交流支援団体)

 

上記2団体の代表をつとめてパーティーや、チャリティイベントを主催している。

 

ネクラにも友達がいて、

びっくりすぐるらいおもしろメンツが顔を揃えてくれる。

 

昨日は、2014年4月13日(日)に開催する東北チャリティイベント開催支援金の募金のため、パーティーを開催した☆

 

場所は、パーティーのたびにお世話になってる

HAKONIWA ATO CAFE 

 

アトカフェ Hakoniwa Gallery - 大阪府大阪市 - アートギャラリー | Facebook

 

 

 

It's a small world project を設立するに当たって、

1つ心に決めた事がある。

 

「好きな人とその友達で、

 

その場にいた全員が幸せになれる

 

チャリティにすること」

 

その甲斐あって、もうめっちゃ楽しい。

幸せでしかない空間をみんなが持ってきてくれる。

 

昨日は、東北チャリティはもちろんのこと、

 

実は大きな野望があった。

 

私の大親友のサウジアラビア人・アブドゥルの誕生日が近いということでサプライズ誕生日パーティーを企画。

 

流れとしては、

 

スタート

ビンゴゲーム

ギターパフォーマンス

その流れでバースデーソング

ケーキ登場からのあとはええいままよなんでもあり!

 

そんなふわっとした企画。

 

そこでのKEYとなるのが、ギターパフォーマンス!

 

私の旦那のいとこ、Felix Alonso Diazは、

プロのミュージシャンでものっすっごいギタリスト!

 

彼は、今私の働く日本語学校で日本語を勉強している、

生徒であり、家族でもある。

 

とにかく、すっごい才能の持ち主。

 

 

そんな彼を含め、20名ほどの大好きな仲間が各国から集まった。

日本、韓国、シンガポール、ブルネイ、タイ、スペイン、サウジアラビア…

 

もう、国際色豊かすぎてチャンネルどこに合わせていいかさっぱりわからん。(自己責任)

 

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とにかく、It's a small world project party 恒例になりつつある、

「ゲスト数よりプレゼントの数が上回る

ビンゴゲーム大会」

 

 

こうすると、みんな幸せになれるんです。

 

たとえ、景品がゴミ同然でも。笑

 

 

そう、みんなにプレゼントあるんやから

 

ビンゴの手間、不必要。

 

っていうことは参加者はすでに気づいてるだろう。

 

だが、番号一回一回読むごとにものすっごい盛り上がり。

 

半分は日本人のはずやのに奥ゆかしさとか一切無い。

 

みんなこのパーティーでは平等にラテン系。

 

 

ビンゴが進むにつれて、残り3人くらいの幸の薄いメンツにたいしてだんだんめんどくさくなってきて、

 

 

「なぁ、もうジャンケンしてもらっていい?」

 

とゲーム放棄しても爆笑しながら喜んでジャンケンしてくれる仲間に

ほんま感謝の意を込めてこう言いたい。

 

 

 

「アホちゃうか!」

 

 

 

 

ほんま、好きです。みんな。

 

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そして、いよいよ!

Felixのギターパフォーマンス!

 

 

それが…

 

 

 

ほんっまに、

 

 

すっごかった。

 

 

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この感情をどうつたえていいか分かれへん。

 

 

毎日、学校で会うし、家族やし学校以外でも会うし、

 

ポケットから生のあんぱん出てくる、

 

 

なぜかひらがなの「ふ」が異様に好きなただのスペイン人やと思ってたけど…

 

 

才能の宝石箱を隠し持ってた。

 

 


Felix Alonso @It's a small world project party - YouTube

 

もうね、ビンゴゲームの適当感を恥じたね!笑

 

 

この流れから、誕生日会へ!

 

 

実は、この日ASEAN projectで出会ったブルネイ人の友達Joeもたまたま日本にきていて、たまたま誕生日という偶然がかさなったので一緒にお祝いすることに!

 

アブドゥルが大好きな抹茶ケーキ&日本らしいプレゼントを2人に厳選した。

 

 

本当に予想もしていなかったようで、

心底びっくりしてくれていたのが伝わってきた。

 

私とアブドゥルは、顔を合わせれば

 

やれ「ハゲ」だとか「アホガイジン、国に帰れ」とかもう暴言はきまくり。

 

 

でもお互いすごく大切な親友であり家族のような存在に思っていることは誰の目にも明らか。

 

 

アブドゥルは、こっそり私のところにきてこう告げた。

 

「僕は、今までの人生、

 

ただの一度も誕生日パーティーをしてもらったことがないんだ。本当に。

 

 

日本に来て、君にあって、いつも最高の時間をくれるのは、

 

親友であり、家族でもある、ユイ、君だけだ。

 

そして、君に集まる最高の仲間。

 

ほんとうにいつも幸せをありがとう。」

 

 

 

いやいや、もうハゲ泣かすなや!←口悪。

 

 

「みんな、あなたの誕生日を祝いにきた人がほとんどやで。

 

 

彼らにとってあなたも家族の一員だから、これからは一緒に祝おう。」

 

 

そういったら、また涙を目にいっぱいためてた。

 

 

なんか分からんけど、

生きててよかった。

 

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こういう活動して、

すばらしい人集まって、

その売り上げがチャリティに回る。

 

お金ってほんまにこうやって使うべきやと思う。

 

 

帰りも、興奮さめないまま旦那友達と帰宅。

 

 

「今日ほんま最高やったな〜

 

なんかみんなええ奴ばっかりやったな〜

 

 

もう、なんかええ人多すぎて今めっちゃ悪口とか言いたい!

 

今度は1人ぐらい最低な奴呼ぼう!

 

 

ということになり、

 

次はトラックメーカー観音クリエイションを呼ぶ事に満場一致で決まりました。(役回り肥溜)

 

 

 

一夜でパーティーをきっかけに集まった支援金は

 

¥9,626

 

このイベントをきっかけに感じてほしいのは

 

「分け合えば足りる」ということ。

 

 

世の中そうやと思う。

 

 

分け合えば、足りるはず。

 

 

活動こそ小さい一歩やけど、

 

これが広がるようにここから駒をすすめていこう。

 

 

ほんま、一日中、昨日のパーティーのビデオ編集、

4月のチャリティの作業でMacとフルデート。

 

 

お尻パックリ割れそう。

 

 

ほんま、マネージャー雇いたい(必殺☆忙しいフリ)。

 

 

Special thanks 

アトカフェのオーナーが今日のみんなの記念にとfriendship リングを全員にプレゼントしてくれた。

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登場人物全員菩薩!!

 

ありがとう!!!

 

【NEWS】

そして!大好きなカフェでアーティストとしてのオファーいただきました!

HAKONIWA ATO CAFEで私の絵のギャラリー開いてくれることに!

 

詳細は近日公開!

みんな、来てくれよな! 

 

It's a small world project のCMはこちら!

 ↓↓


It's a small world project party ~Charity~ - YouTube